汎用旋盤導入

DMG MORI

NC旋盤の前加工や、生爪を成型するのもめんどくさい精度の追加工は汎用旋盤でサクッと削りたいので段取りがシンプルな汎用旋盤を導入しました。

最初新品の汎用旋盤を買うことも考えたのですが、800万円くらいします。

8インチチャックのNC旋盤なら600万円程度で買えます、汎用機に800万円だすのは惜しい、そうなると選択肢は中古機です。

現在汎用旋盤を作っている会社はほとんど無く、中古機でも高年式なんてほぼ存在しません。新しくても10~20年落ち。

そこで中古機械屋さんの出番、東日本で中古機械といえば小林機械さんです。

小林機械さんの倉庫は埼玉県本庄市にあります。

お世話になっている機械商社さんに間に入って頂きアポをとりました。

とんでもなくデカい倉庫の中には工作機械がぎっちり、前職の自動車部品メーカーの設備数1500台より絶対多いです。

担当者さんから汎用旋盤コーナーに案内してもらい、自由に見させてもらいました。

メンテを担当者が売り場にいるので、頼めばほとんどの機械に電気を通してもらえます、チェックポイントを教えてもらい、気になる機械を物色しました。

事前にHPで在庫リストは確認していたので、チェックする旋盤は決まっていました。

ボクが機械加工の業界に入り最初に担当した汎用旋盤、森精機MS850です。

少し背が高い(主軸の位置が高い)ので、昔在籍してた工場では機械の前に台を置いてました、ボクの身長に合わせて台を外したMS850はボクの専用機になっていました。

チャックに指をたたかれケガしたり、加工の基本を勉強した思いの強いマシンを今回も選びました。

MS850の在庫は意外に多く5台くらいあり、全部の機械に電気を通してもらって主軸の回転音と振動をチェック、各軸のガタと精度をチェックしました。

メンテ担当者からもらった情報で、Z軸の手前のスライドを指でX軸方向にこすると機械の精度がだいたい分かるらしいです。

よく使う主軸付近が最も摩耗が進むのと、重切削が多いとガタや切粉による摩耗が発生するようです。

見た目の段差はなく、研磨面のような輝きですが、良い機械と悪い機械の差は歴然、Z軸方向に擦っても全くわかりませんがX軸方向だと段差が良く分かります。

全台チェックして選んだのがこちら、昭和54年製造です。

オマケで回転センターとドリルチャックがついていました、それなりのへたり具合なのでそんなにうれしくないオマケです。

約2週間後に搬入の予定で契約して来ました。

そして搬入、いつものことですが8:30始業なのに7:00くらいから工場前で待機してたそうです。

即日電気屋さんに電源をつないでもらい速攻で削りはじめました。

汎用機は程度を見極めれば相当お得だと思います、30年以上使っている機械も多く、40~50年も結構多いです。

ぶつけて精度を狂わさない限りは、メンテナンスと正しい使い方をしてれば100年は持つのではないでしょうか。給油と掃除は欠かせませんね。

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